最近の詩
2007年 富 澤 誠 治 |
2007.12.1. 働き 働きがあることは 素晴しい 疲れはするが 豊かな満足に 満ちるから 紅葉 モミジと柿 秋色になって 輝いている 人生にも 輝きのときがある 2007.11.1. もたれかかる つる植物は もたれかかるものがあると 高い所まで伸びて 生きている 小さな魚は さんご礁に もたれかかって 生きている 私は イエスさまに もたれかかって 生きる おだやか 要求すると 緊張が走り 分け合うと おだやかになる 2007.10.1. 与えること 与えることは 失うことではありません このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである。』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」使徒の働き20:35 人生 人生は 助けられたり 助けたりするものかな 吹っ切れた さびしいが吹っ切れたら 新しい世界が開けた 2007.9.1. 感謝 食べられることは感謝する営み 食べられることは考えて見る営み 最近焼いたパンいろいろ 味は一つ一つ違う 小麦粉は同じでも 入れるものが みな違う 自分で作ってみると 食をくださる主に向かう心が 豊かになる 信頼 信頼が 育てられ 普通になれば イエスさまが あがめられ みんな平和です 2007.8.1. 願いを持つ 願いが実現した時は感謝し 願いが成らなかった時は原因を探し 姿勢を正したい 朝顔 毎日出会う朝顔 昼にはしおれるはかない花 忘れられないのはなぜだろう 君も忘れられることは無い 愛されているのだから 2007.7.1. 自己犠牲 風船カズラが 夏には小さなカーテンになる 自分をしおれさせて 熱風を和らげてくれる 人生 ひとつ 一つ の完成 それが人生 一つの完成はすべてではない 一つの失敗はすべてではない 2007.6.1. バラ 初めて咲いたバラ 種を蒔き 水をやり 肥料をやり 新鮮な土に植替え たっぷり太陽の光をあび やっと咲いた黄色バラ 人も咲く時が来る 2007.5.1. たたずむ 庭にただすむと 太陽の温まりを感じ ハーブの香り 花の香り いっぱいで ひとつひとつ 創造主からの アロマセラピー にぎやかなレナンキュラス 一番花の群れは 種の用意 二番花は つぼみ 三番花は 堅いつぼみ ふえるのは球根 それぞれ役目を持っている 種ができるまで待てないのは私 2007.4.1. 入院のあかし 変化 冬から春へ 今まで見えた 伊吹山 御嶽山 日本アルプス 三月二十一日春分の日から かすみにおおわれて 山が見えなくなった 変化はすごい さわやか 耳掃除だけでさわやかになる なんと単純なからだ 爪を切る 手足すっきり たったそれだけで気持ちいい 風呂許可のない中で 病院の窓 山の谷間から 一瞬の朝の輝きダイヤモンドライトが東の窓に見え 空一面の夕焼けの美しさが西の窓から見え 太陽のあたたまり創造主の祝福を 感謝する一日が過ぎる 医療現場 「あなたの中にある治癒力を助けるだけなんですよ」 そう聞いて イエスさまのみ手が 添えられていることを意識した 実際には 採血採尿検査 エコー検査 CT検査 MRI検査 一五回の点滴 症状をいつも聞き取り 管理観察されている世界それが入院 その中で改善され回復して行く 担当してくださった先生方看護師の方々に感謝 感謝のしるしを押し花しおりに託し 「詩の友」ホームページをみてくださいと言葉かけ 入院の意味 将来 できなくなる時のための 予行練習かも知れない 意外と沢山のことをしていたことを 発見して感謝 できなくなる現実を 受け入れる準備をしつつ できていることを感謝して生きる 一人 一人で生まれてきた私 一人になる時が来る 一人になっても 見守ってくれる人々がいる 心に止めてくれる人々がいる 一人になる時は イエスさまと対面の時 懐かしい人々との再会のとき 期待に胸がふくらむ 退院 2007年3月23日(金)午後8時過ぎ 担当医の先生 富澤さん 肝臓の検査の結果は 心配ないほどに回復していますよ 肺の方も心配いりませんよ いつ退院してもよろしいです いつ退院しますか 明日土曜日ではいけませんか よろしいですよ 退院後は紹介くださった 医師のところで受診してください こうして突然の退院が 決まってしまった デボーション 病院では 口語訳聖書で ガラテヤ エペソ ピリピ コロサイを 一章づつ味わうことができた 毎日神のことばによって支えられる それは どこにいても同じこと それが キリスト者の営み 退院の朝は 神は彼らに、異邦人の受くべきこの奥義が、いかに栄光に富んだものであるかを、知らせようとされたのである。この奥義は、あなたがたのうちにいますキリストであり、栄光の望みである。コロサイ人への手紙1:27 退院後口語訳でコロサイ人への手紙後は 新改訳聖書で 聖書通読 毎日の大切な一時 2007.3.1. いのち 流れの中での活動はいのちあるしるし いのちあるものは環境を克服する力を持っているようです。私たち人は与えられたいのちの恵みの中にあります。だから環境に順応したり克服する力が与えられているようです。流されない恵みの中にあることを感謝いたします。 沈丁花 かおりや花をくださった 創造主に 感謝をささげ こころなごむ 梅 太枝にいきなり咲く 梅一輪 さびしそうでもあり 誇らしげでもある 2007.2.14. 違ってしまう どんな見方をするか どのように見えるか それによって 違ってしまう 民数記13:17-20 モーセは彼らを、カナンの地を探りにやったときに、言った。「あちらに上って行ってネゲブにはいり、山地に行って、その地がどんなであるか、そこに住んでいる民が強いか弱いか、あるいは少ないか多いかを調べなさい。また彼らが住んでいる土地はどうか、それが良いか悪いか。彼らが住んでいる町々はどうか、それらは宿営かそれとも城壁の町か。土地はどうか、それは肥えているか、やせているか。そこには木があるか、ないかを調べなさい。あなたがたは勇気を出し、その地のくだものを取って来なさい。」その季節は初ぶどうの熟すころであった。 この後、調査の報告がされている。見方、選択によって大きな変化が起こっている。 押花は "どこに目を置くのか" "どこにいるのか" 思いを込めた作にしました。 2007.2.1. 怒り 怒りが起こったら沈めてしまおうよ 引き受けてくださるお方がおられるから 急がないで 咲き急ぐと早く枯れちゃうよ 人生も 急ぐと疲れちゃうよ あせるとしくじっちゃうよ |
2007年 1月 富 澤 誠 治 |
2007.1.1. 明けましておめでとうございます。 真の光 イエスさまの 温まりがお一人ひとりに あふれますように 痛み 人の生活は 痛みの連続 心の痛み 腰痛 頭痛 歯痛 ・・・ たくさんある 痛みをたどってみると 自分の歩みが分かってくる 痛みがあるのは 生きているあかしかもしれない 関係 関係が崩れると さびしくなったり つらくなったり 怒りがこみ上げて 破壊が起こる 今年は 戦争への決断がどこにもひとつもありませんように |