聖書の世界を確かめて見る祝福の旅

        


 日本同盟基督教団 名古屋福音伝道教会は、1984年教会総会において五ヵ年計画を立て最終年には聖書の世界を確かめて見る旅を計画。
 ナオミ・コミニケーション(下川省三牧師)の協力を得て実行することとなった。それによって聖地旅行を共にする仲間ができたことは大きな喜びです。
 帰国後「詩の友」に連載したものをまとめ発行した。 
                発行日 1991年10月10日
     
      押花の素材は旅行中にすべて採集したものです。
        (植物採集は違反だった。2004.8.26.挿入)
        額装した時の写真はきれいです。
        2004年8月18日現在は色は失われている。
        この押花は贈呈して今はない。


成田での感謝

     名古屋組は
     成田へ
     午後四時三十分到着
     ローマへの出発は
     午後九時三十分
     待つこと
     五時間
     出発二時間前になっても
     他からの方々は現われず
     なんとも不安なこと

     午後九時
     添乗ガイドの河谷氏
     東京 福岡 大阪組到着
     すぐに旅行説明
     ほっとした安心


アンカレジ

     中継 給油であろう
     機外へ
     係りの方から
     "ハッピー・ニューイヤー"
     生まれて
     始めて
     新年を二回
     極地に近い
     白銀の世界で迎える
     記念にと
     デザインスプーンを求む


飛行機

     日本航空ジャンボ機
     四百席に
     三百五十人
     酔いもせず
     よく眠る
     眠られない方々は
     大変だろう

     旅路の
     祝福を
     祈る


コペンハーゲン

     アンカレジから八時間
     島の空港
     しかもデンマーク領
     三十分
     自由が許されて
     ぶらりと散歩
     気分も変り
     旅行団の人々との
     語らい
     人を知り
     自分も知ってもらう
     くつろいだ時
     店は
     全部閉まっているのに


アルプス

     峰々に
     雪をいただき
     雲海に
     頂上を突き出し
     剣のよう
     しかし
     恐ろしさは
     感じない
     アルプスを機上から
     見る
     楽しさでいっぱい


機内から

     日の出
     一瞬
     ピカーとして
     飛行機のつばさと
     雲海を照らす
     光

     「光よ あれ」の
     みことばを
     思い出し
     神のわざの
     偉大なるを知る

     人の作り出した光
     ピカーは
     広島 長崎を
     一瞬に
     死の世界にしてしまった

     神の創造の
     ピカーは
     いのちと
     輝かしさを
     もたらした


ローマ

     空の旅
     成田から
     アンカレッジへ六時間
     アンカレジから
     コペンハーゲンへ八時間
     コペンハーゲンから
     ローマへ二時間

     ローマでは
     ガイトのムラセ・スミコ氏によって
     カタコンベへ
     アッピア道にそって
     十六キロメートル
     十万体の
     遺体が埋葬されたと言う
     一人一人に
     人生のドラマが秘められている
     その中には
     キリスト者であるがため
     殉教した人々
     一人一人の話題は
     つきることはなかろう

 「彼らの生活の結末をよく見て、その信仰にならいなさい。」ヘブル人への手紙13章7節(新改訳)

     グラッチェ(ありがとう)
     言葉一つ
     覚え
     言ってみる
     笑顔とともに
     日本語で
     "ありがとう"が返って来た
     とりかわす
     一つの言葉で
     人と人との
     あたたまりを
     うれしく思う

 ここまでの和文タイプは家内の労によるものでした。

 本年元旦から13日間、名古屋福音伝道教会が中心になって "聖書の世界を確かめて見る祝福の旅" を実施。
 2004年8月18日の今、振り返って見るとその時は心臓発作の危険のある聖地旅行であった。しかし不思議なように守られ、このように詩の友ホームページの発行ができていることを感謝しています。しかも最近は発作もなく生活ができている。

 

詩の友 特別号 1989年3月

1989年3月10日特別号からの表紙
ここからワープロが用いられた。


聖書通読

聖書の世界を
確かめて見る
旅のために

1988年は
聖書を
創世記から
黙示録まで
三回の通読

一回一回
新しく教えられ
しおりが
はさみこまれ
しるしがつけられ
感動が
あふれる

聖書通読は
心臓疾患の
安静のめぐみ

生れて
はじめての
年三回聖書通読
くめども
尽きない
いのちの水の
ほとりに居る
実感はたしか

旅が終った今
年一度の
聖書通読に
切り替え
聖書の世界を
確かめ
思い出しては読む
そこに
新しいめぐみの
世界が
かぎりなく広がり

この国で
生きる
キリスト者としての
使命が
喜びが
ふつふつと
わきあがって来る


質問

"ガリラヤ湖に
入る水と
利用され
流れ出る
水の量は
違うらしい
理由を
調べて
来てほしい"

聖書の世界を
確かめる
質問が
寄せられて
忘れずにたずねる

ガリラヤ湖への
水源は三つ
そのほかに
雨水
湧き水
ヨルダン領からの
取り入れ水

雨水と
取り入れ水
それが
ガリラヤ湖から
出る水
利用される水が
多い理由だとのこと

七年前の
旅では
砂漠であった地が
今は
灌漑用水で
耕地に変り
町ができ
人の住む
ネゲブになっている

水を大切にする
人々が
聖書の時代も
今も
息づいている

名古屋の町の
歩道に
雨水浸透ブロックが
用いられ始められたのが
たまらなく
うれしい

みことばによる
いのちの水を
もっともっと
吸収しなくてはと
いつも心が渇き
求めを
失わないでいよう
決心が新しくなる

質問を
調べた
めぐみがあった


記念品

シナイ半島
ダルシュ海岸の
石と貝

耐水
ヤスリセットで
よく磨き
つや出しに
透明ボンドを塗り
ブローチ用
金具を
強力接着ボンドで
仕上げて
ささやかな
プレゼント

そこえ行った人でなければ
得られない
記念品

ガリラヤと
エルサレムの
草花を
押花にして
額装

「花は散る。
しかし、
主のことばは、
とこしえに変わることがない。」
ペテロの手紙第一1章25節(新改訳)

聖書のことばを
覚えて

一人で
悦に入る
記念品

押花は
何年もつだろう
五年
十年
それはわからない

やっぱり
変ることのないものに
目をとめ
心を用いなくてはと
記念の品を
見ながら
自分に言ってみる

ビデオを
一ヶ月もかかって
見終り
三十一人の
お顔
食事の時に
歩きながら
バスの中で
かわしたことばも
うれしい
記念品

記念文集も
お一人お一人が
違った目で
見られ
体験され
言葉で残された
記念品

ご一緒した
写真家の
写真集
どうしてこんなに
違うのかと
思うほどの
多様性

それでいて
同じ場面
同じ色
共通性もいっぱい
それもすばらしい
記念品

前回の
旅の
記念品のみやげを
出してびっくり
ひどく腐食して
見られない

銅器は
耐水ヤスリセットで
みがき
最後に
金属みがきで
仕上げ
色をとりもどし
美しい輝き
玄関に飾り
聖書の世界を
思い出す

聖句
 「私(モーセ)は、
四十年の間、
あなたがたに荒野を行かせたが、
あなたがたが身に着けている
着物はすり切れず、
その足の
くつもすり切れなかった。」
申命記29章5節(新改訳)
ダルシュ海岸の石
 

聖地の植物と会堂屋上の花の押花四種類
一部の押花は贈呈してないが写真は鮮やか
(植物採集は違反だった。2004.8.26.挿入)








銅器の皿

              

ローマ

     信仰の町
     遺跡の町
     観光の町
     世界の人々が集まるローマ
     美術の町ローマ
     古さと
     新しさが
     一体となって
     息づいている町ローマ

     初代の
     キリスト者たちが
     信仰をつらぬいた町ローマ
     そこで
     信仰をつらぬくことを
     大切に
     学びとる


バチカン

     今も
     世界に
     強い影響力を持つ
     ローマ・カトリック

     博物館の
     展示物の量に驚く

     一つ一つ説明を聞き
     学び取ろうとすれば
     日数は計れない
     集めた人々の力量が
     浮かび上がる

     納められている石造建築の
     博物館
     冷たさと温かさを
     同時に感ずる

     システィーナ礼拝堂
     ミケランジェロの作品を
     ながめていると
     イタリヤ人の
     ルネッサン期の
     活躍に
     あらためて
     目をみはる

     見ていると
     権力の集約のようでもあり
     神の権力を
     形にあらわしたものにも見え
     信仰のありかたを
     考えさせられる


昼食

     レオナルド・ダビンチ空港に
     近いレストランでイタリヤ料理

     一品はヒラメ

     イスラエル民族が紅海を渡った時
     できた道に残っていた魚ヒラメ
     モーセ・フィッシュと言う
     笑顔とまじめさをまぜて
     ガイドの河谷氏の言葉にうなずいて
     美味を味わう
              

機内で

     アテネ空港離陸
     隣の席は
     ギリシャの老人

     うれしそうに
     家族のことを語り
     ハッピーと
     言葉さわやか
     子供たちは
     ワシントンと
     カイロに
     住んでいるという

     語る言葉の
     うれしそうなこと

     家族を大切にする
     ギリシャ老人の
     思いが伝わって来る

     家族を愛する
     人の顔
     笑顔
     すばらしい
    (2004年8月13日からギリシャのアテネでオリンピック 話題の年)


エジプト

カイロ博物館


     再びおとずれた
     博物館

     同じなのは
     人でいっぱい

     違うことは
     警備員に笑顔があり
     ボールペンを
     ほしがらない
     戦争のない
     建設のエネルギーがあり
     平和の喜びが
     伝わって来ること


イエスさまの逃れの教会

     ヘロデの
     幼児虐殺命令をさけて
     エジプトへ逃れた
     聖家族が
     住まわれた
     逃れの家

     私の救いの主が
     路地裏の
     家に住まれたとは

     貧しくなられた
     受難の主
     そのお方が私の
     救いの主


ギザのスフィンクス・ピラミット前で

     また
     いやな感じ
     何回も何回も
     言い寄ってくる物売り
     しまいにはショツクを感じるほどの
     こずき
     これにはカッとなる
     それが あとになると
     人なっこくにくめない
     生きていくしたたかさを見る

     何にしたたかさを持つかは
     私の課題
     それを教えてくれた

シナイ砂漠

     カイロを
     午前七時三十分発
     シナイ山へ向う

     砂漠の中の道を
     バスにゆられて
     ひた走る

     行けども
     行けども
     緑なき砂漠

     それでも
     小さなオアシスには緑

     出エジプトをした
     イスラエルも
     オアシスから
     オアシスへと
     放浪の旅

     うしろにはエジプト軍
     前には紅海
     恐れにあふれただろう
     想像していると
     突然
     バスは霧の中に
     ライトを照らし
     徐行運転

     ガイドの河谷氏
     "雲の柱です"

     バスが
     霧の中から出ると
     後方は
     まさに雲の柱

     出エジプトをした民は
     雲の柱に
     守られたのだろう

     神共にいます
     めぐみであった

     シナイ山のふもと
     サンタカテリーナへ
     午後四時四十分着

     出エジプトをした
     徒歩の民の歩みを
     聖地旅行団は
     九時間

     ぜいたくな旅
     それでも
     疲れは
     全員に広がる

     
           サンタカテリーナ麓の宿舎から見えるモーセの山
           これは一般の写真でシナイ山は別


ダルシュ海岸

     ホテル準備の昼食

     全員二本のミネラルウォーターを
     小わきに
     バスから降りて
     小休憩

     記念のブローチのため
     石と貝を拾う

     帰国後に
     手作りみやげになり
     牧師夫人方へ

     家内には
     無理に胸に着けさせたが・・・・・


ワジクラープで

     ミニ礼拝
     ヤコブも
     ヨセフも
     モーセも
     生活と歩みは
     違ったが
     神共にいますことを
     生きたのは共通

     マタイは
     福音書の締めくくりで
     イエスの宣言を
     神共にいます
     約束でむすんでいる

     聖地旅行団
     全員の自己紹介
     一人一人
     参加できた感動が
     印象的に語られる

     異なる生活をしている人々が
     聖書の世界を確かめる
     テーマのもとに
     うちとけて行くのが
     うれしい

     ミニ礼拝も長年の
     ガイド経験から出た
     河谷氏の配慮

     忘れ得ぬ旅行となって行くのが
     うれしい

     ワジクラープで
     神共にいますことが
     確かめられるのがうれしい

     
      ワジクラープはこのような景観の地

三個の石

     白い石は水を通す石
     赤と黒の石は
     水を通さない石

     三種類の石が
     砂漠の中に
     オアシスをつくる

     人を生かす水のめぐみ
     この地でなければ知り得ないめぐみ

       
        左はワジクラープで 右はダルシュ海岸 白の砂岩は丸くなっている。
        赤と黒の石は水を通さない 白は水を通す砂岩




シナイの三大植物と蟻

     ナツメヤシ
     カサアカシヤ
     ギョウリュウ

     ギョウリュウの
     ひと枝がバスの中に
     持ち込まれると
     よい香りが広がる

     赤白黒の石ばかりの世界
     石の間をぬって
     黒蟻が
     せっせと働いている
     太陽のある間は
     温かいが
     日がかたむくと
     寒くなる

     寒くならない前に
     食料を運んでいる

     一日を大切にして


尊い平和

     六年前には
     戦争のあとが
     色濃く残る
     ひどい世界

     今は
     まるで違う
     平和の尊さが
     心にしみる


シナイ山

     午前二時十五分
     登山する人々を
     バスの中で祝福
     登山の安全と
     神に会い
     十戒を得た
     モーセの世界と
     聖書の世界に
     ふれることが
     できるように祈る

     午前七時十五分
     登山した人たちが
     山頂で見た
     日の出を
     ホテルの窓から見る

     「光よ あれ」とある
     聖書のことばの
     世界を
     思い見る
     黒い世界から
     赤い世界へ
     まぶしい
     岩山砂漠の世界へ変り

     現実にもどってしまった

     サンタカテリーナホテルからは
     シナイ山は
     隠れている

     シナイ山をおおう
     びょうぶの役目をする
     三つの峰の
     美しい山を
     逆光になる少し前に写す

     行くまでは
     それがシナイ山と思っていた山


出エジプト

     巨石文明を残したエジプト
     心に生活に
     大きな影響を残したイスラエル
     比較することはやめて
     いつまでも
     変らないものを求める
     重要性を
     深く深く思う

     創造主なる神に
     救いをお与えくださるお方に
     いつも
     心を開いていなくてはと
     出エジプトを
     心にとどめる


アカバ湾

     イスラエル領がちらつく海
     海にかこまれた民
     旅行団の一行が
     ホツとしていようす
     海を見ると
     くつろぎを得る
     エイラートを目前にして


エジプト出国

     いよいよ
     トーラーの世界
     国境で
     出入国の手続きをしてくださる
     河谷氏
     迎えてくださるのは
     バス運転の
     愛称ヨシュ
     ヨシュアさん

     シャロームが通じる国
     エイラートの
     ネブチユーン・ホテルへ
     シャバットの守られる国

イスラエル入国

ヨシャパテ・キブツでカラスの群


     ナツメヤシの
     実を食べているのだろう

     エリヤを
     養ったカラス
     小形だが
     群をなして
     すばやい動き
     なんとも慕わしい

     エリヤを
     養ったカラスと
     聞いたからだろう

     シヤツターの音に
     いっせいに
     飛びたってしまった


ベエル・シェバで

羊飼い


     羊飼いは
     羊の数を増やすこと
     リーダーの羊を育てること
     これが良き羊飼い

     リーダーの羊は
     羊飼いの思いを知り
     羊をまとめる
     役目をする

     牧師である私
     リーダーを育て
     一人一人に
     心をくばる
     召命が
     確かめられる


アブラハムの井戸で

出会い


     井戸のかたわらで
     出会いが生れる

     井戸のかたわらで
     ヤコブとラケルの
     愛が目覚め

     井戸のかたわらで
     サマリヤの女も
     イエスの救いを得る
     出会いを得た

     現在の井戸は教会
     つきることのない
     生命の水キリスト
     まことの井戸のかたわらで
     出会いのドラマが
     健全で美しい
     出会いのドラマが
     生れる


ナナの香り

     アブラハムの
     井戸のほとりの
     レストランで
     紅茶へナナの葉を入れていただく
     味と香りは
     忘れてしまったが
     押花のためにと
     いただいた
     ひと枝が
     押花額におさまって
     その時のことを
     物語っている


生活

     遊牧民の
     女と母は
     水の管理
     いのちの水を大切にし

     遊牧民の
     男と父は
     家畜を飼い
     動物を大切にし

     役割分担の生活がある


ネゲブ

     中心地は
     ベエル・シェバ

     前におとずれた時は
     砂漠そのもの

     今は
     うっすらと
     緑の芽のある
     農業地帯
     イスラエルの人々の
     勤勉さを
     再び見せられた


死海のほとりで

ニュース


     午後三時三十分頃
     運転手ヨシュアさん
     日本からのニュース
     天皇死去を聞く
     午後四時
     ガイドの河谷氏
     日本語で説明

     イスラエル旅行中に
     元号は 平成
     イスラエルから祖国のために祈る

主日礼拝

     死海のほとり
     ホッド・ホテルの朝は
     聖地で迎えた
     主日礼拝

     ヘブル人への手紙11章6節
     「信仰がなくては・・・・・」
     光と闇とを
     区別はもとより
     選択もできない

     モーセは
     エジプトでも
     荒野でも
     信仰によって選択し
     光の中を
     神と共なる
     歩みをした

     アブラハムも
     信仰によって
     神と共なる
     歩みをした

     信仰によって
     歩むか
     歩まないか
     それによって
     わずかの間に
     大きな差をもたらす

     「神に喜ばれることはできません。」
     私はどうなのか
     語りかけられている
     それに
     目覚める人は幸い

     では どうしたら
     神に喜ばれるのか

     私と共に
     神がいます
     インマヌエルを毎日
     認めること

     日本へ帰って
     共にいます
     お方によって
     生活していただきたい

     それが団長の願い


鹿

     死海のほとり
     ダビデが
     サウルをさけて
     隠れた地

     エンゲデを過ぎた
     死海のほとり
     保護色をした
     鹿十数頭
     草 水 塩 がなければ
     生きられないという

     キリスト者も
     それがないと
     生きられない
     それが発見できたら
     気付いたら
     もう心配はない
     独り立ちして
     確かな
     キリスト者として生きる




     聖書の世界を
     確かめて見る旅

     たびたび見かけた
     羊と羊飼い

     羊飼いが
     合図すれば
     羊は ばらばらなっていても
     羊飼いのもとに
     集まって来る

     「わたしは良い羊飼い。」と
     宣言される
     キリストの
     召集に
     一つの群れ
     羊飼いに喜ばれる
     群れにならなければ・・・・・

     教会の一人一人の
     顔を思い浮かべる


エリコで

見る

     エリコの東に
     誘惑の山がある
     イエスはその山から
     肥沃な繁栄している町
     エリコそしてエルサレムを見た

     エリコの西に
     ネボ山がある
     そこからモーセは
     エリコを見た

     見たものは
     ほしくなるのが人情
     しかし
     イエスもモーセも
     見たものを所有しなかった
     それでいて
     モーセは乳と蜜の流れる地を
     民にもたらし
     イエスは
     救いをもたらしてくださった

     見て
     人の習性を超え
     与える者になって行く
     それは
     私の使命だろう

     キリスト者すべての


エリコのテルから

     ヨルダン渓谷の
     ヤボクの渡し
     かすんでよく見えないが
     ヤコブが
     カランから帰国する時
     渡った地

     その前に
     ペヌエルがある
     神の祝福を求めて
     天使と戦った地
     障害者となった地
     ヤコブがイスラエルとなった地

     聖地旅行の
     具体的準備に入った
     その時
     れん縮性狭心症で
     一ヶ月
     入院していた時を思い出す

     心臓に障害を得たが
     ペニエルの恵み
     神の祝福の手が
     置かれている
     だから
     今 ここに立つ

     聖地旅行で
     確かめて見る祝福を得た


テベリヤの町で

     ペテロの魚
     丸ごと油で揚げて
     出された昼食

     日本から持参の
     醤油と割り箸
     なごやかな食事に
     旅行団の
     お一人お一人と
     親しみを厚くし

     聖地の思い出を
     心にきざむ

     レストランの庭で
     黒い種二つ
     ポケットに入れる

     日本に帰り
     思い出して
     黒い種 二つ 見つけた

     植木鉢に埋めておいたら
     芽を出した
     どんな花を咲かせるのだろう
     なんという植物だろう
     花が咲いたら
     分かるだろう

     楽しみが一つふえた
            (成長しないで枯れてしまった。)


カペナウム

     昔さかえた町なのに
     今は公園

     残っているのは
     会堂
     そこでイエスさまは
     語られたろう
     今も保存されている
     石臼を見つつ
 「わたしを信じるこの小さい者たちのひとりにでもつまずきを与えるような者は、大きい石臼を首にかけられて、湖の深みでおぼれ死んだほうがましです。」マタイの福音書18章6節(新改訳)
     みことばを思い
     不信仰に陥らないように
     不従順にならないように

     みことばを
     繰り返してみる

     
      カペナウムに保存されている臼


ガリラヤ湖

     かって
     ペテロ アンデレ兄弟
     ヨハネ ヤコブ兄弟が
     漁をしていた湖
 「わたしについて来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。」マタイの福音書4章19節(新改訳)
     生涯の使命を与えられた湖

     遊覧船で湖上を渡る
     昼食の残りのパンを
     空に投げると
     カモメが上手に
     飛び食べる

     楽しくもあり
     寒くもあり
     心は
     私にかけられた召命に
     温まる

              

ガリラヤ湖畔

ペテロの召命教会

     人を漁る者として召された
     ペテロが
     再び漁師にもどりかけた時
     イエスさまの
     愛に満ちた召

     湖畔に立つ聖堂
     ちょつぴり水とたわむれ
     押花のためにと
     植物採集

     子羊を飼いなさい
     羊を牧しなさい
     羊を飼いなさい
     しかも
     おことばの前に
     「わたしの」とある
 彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を飼いなさい。」イエスは再び彼に言われた。「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を牧しなさい。」イエスは三度ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。」ペテロは、イエスが三度「あなたはわたしを愛しますか。」と言われたので、心を痛めてイエスに言った。「主よ。あなたはいっさいのことをご存じです。あなたは、私があなたを愛することを知っておいでになります。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を飼いなさい。ヨハネの福音書21章15節から17節(新改訳)

     イエスさまが
     お与えくださった
     召しに
     もっともっと忠実になろう

     自分に言い聞かせてみる


タプア

     パンと魚の奇跡教会
     わずかなパンと魚によって
     たくさんの人々に
     イエスさまによって
     給食された地

     今 この地に居る
     これもイエスさまの
     養いのめぐみ

     ガイドの河谷さん
     聖堂の建築は
     バシリカ様式と
     教えてくださった

     聖堂建築の歴史の中に
     文化が育てられている
     これもイエスさまの
     養いのめぐみ

     名古屋の地で
     宣教のわざ
     教会形成のわざができるのも
     イエスさまの
     養いのめぐみ


八福の教会

     山上の垂訓の教会
     今では
     イエスさまの
     山上の説教と言う

     心の貧しい者は幸いです。
     悲しむ者は幸いです。
     柔和な者は幸いです。
     義に飢え渇いている者は幸いです。
     あわれみ深い者は幸いです。
     心のきよい者は幸いです。
     平和をつくる者は幸いです。
     義のために迫害されている者は幸いです。
     マタイの福音書5章3節から10節(新改訳)

     始めて新約聖書を読んで
     感動した箇所
     何回読んでも新しい
     感動が心を打つ

     イエスさまが語られた地
     記念の教会の庭で
     きょうの予定の最後の礼拝

     幸いは何か
     まちがえないように
     決して
     富めるのが悪ではない
     この世の富の
     使い方が大切 と話し
     団員の
     三人の婦人に祈っていただいき
     イエスさまからの幸いを
     かみしめた


キブツ ノフギノサーホテルへ

二千年前の舟

     キブツ ノフギノサー内の
     保存館
     今回の
     新しい見どころ

     イエスさまも
     このような舟に
     乗られたのだろう

     イエスさまと舟
     舟で仕事をする漁師への招き
     舟上からの説教
     嵐の湖上で眠られ
     舟上で嵐を静められたイエスさま
     福音書の記事が
     思い出される
     二千年も前のできごと

     昨夜は
     キブツの事務所から
     日本へ国際電話
     一夜の眠りの後に
     二千年後の世界

     どんなに時は過ぎても

     聖書の
     イエスさまの事実は
     変らない


車中から



     ガリラヤ湖畔を離れ
     タボル山を写す
     現像して見ると
     風景であって
     どれがタボル山かわからない
     持って行ったカメラは
     使い捨ての軽いもの
     ただひとつ
     二四枚が記念の写真

カナの教会

きよめのならわし

     イスラエルの人々は
     生活の中に
     きよめのならわしを
     持っていた

     野菜と肉を分け

     日常生活に使うカメ
     祝いの時に使うカメ
     区別して
     用意していたと言う
     きよき生活をする
     願いが込められて

     今 私は
     きよめのならわしの
     生活を持っているだろうか

     神との交わりを求める
     きよめのならわしを
     持っているだろうか

     きよめのならわしの
     あるところに
     奇跡は生れる


喜び

 「水がめに水を満たしなさい。」ヨハネの福音書2章7節(新改訳)
     カナの婚礼での
     イエスさまの指示

     婚礼で不足した
     ぶどう酒が補給されて
     喜びは
     いっぱい

     イエスさまの
     ご命令を
     現在にあてはめて
     教会堂と言う
     水がめに
     水を満たしてくださいと
     祈った

     水がめの水は
     キリストを主とする
     キリスト者

     水がめに
     キリスト者が満たされたら

     泉を持った
     キリスト者によって
     生かす
     流れとなるのは確実

     そこに
     喜びは
     いっぱい


ぶどうふみ

     ぶどうふみは
     おとめの仕事
     それは
     体重がほどよく
     足の裏は
     やわらかく
     ぶどうの種を
     つぶさないため

     良質のぶどう酒は
     おとめの役割から
     生れたと言う

     私たち人にも
     役割がある

     年齢によって

     与えられた能力によって

     その人にしか
     できない役割がある

     役割をはたすと
     神からの祝福が
     見えてくる


村の生活

     オリーブの臼
     ふどうしぼり場
     そこが
     村の人々の
     生活の場

     歌もあったろう
     楽しい語らいもあったろう

     会堂での
     聖書朗読を聞いた
     感激も
     語り合われたろう

     カナの人々の暮らしを
     考えて見ると

     心があたたかくなる


ナザレ

聖誕告知教会

     アラブ人の
     門番が
     旅人の安全をはかる
     フランシスコ会の
     配慮が今も
     続いているという

     その表情が懐かしい

     教会堂の中の
     ルカ長谷川画伯の
     モザイク画に
     見とれる

     モザイク画の袖には
     真珠が
     ちりばめられていると言う

     イエスさまの
     聖誕告知は
     日本人のためでもあった

     庭には
     ヒエロニムスの立像
     聖書の
     ウァルガタ訳者
     ウイクリフ賛同者

     今 私たちが
     聖書を自国語で
     読むことができるのは
     ヒエロニムスの
     功績


ヨセフの教会

     聖家族の住居の上に建つ教会堂

     大工ヨセフの住居は
     洞くつ

     それはイエスさまの
     生活の場
     夏は涼しく
     冬は温かい住居

     緑豊かなナザレ


シナゴグ

     ナザレの町
     商店街の奥の
     シナゴグ

     小さな会堂

     そこでイエスさまは
     聖書朗読を聞き
     育ったのだろう

     今も生活の香りがする会堂



カルメル山

エリヤの地

     カルメル山から
     エズレルの野が見え
     その広がりは美しい

     カルメル山から
     タボル山も見え
     ナザレも見える

     もちろん
     ナザレから
     エズレルの野の
     豊かさ
     タボル山も
     カルメル山も
     少年イエスは
     見て育っただろう

     旧約聖書では
     エズレルの野は
     戦いの地
     ギデオンや
     士師たちの
     戦いの地

     カルメル山では
     人目にふれない
     岩陰に咲いている
     野生の
     シクラメンの
     花と葉を
     押花のために採取
     今も押花額から
     カルメル山を
     物語っている

     昔エリヤがバアルの預言者と
     対決した地
 「あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。」列王記第一18節21節(新改訳)
 「火をもって答える神、その方が神である。」列王記第一18章24節(新改訳)

     預言者エリヤの
     活躍がまぶしい


大雨の音  参照 列王記第一 18章

     地中海から
     今でも
     手ほどの雲が
     湧き起こり
     にわかに広がって
     大雨をもたらすそうだ

     エズレルの野を
     うるおすために

     神のお働きの
     手ほどの雲を
     見落とさず
     人を生かす
     大雨を願う
               (エズレルは新改訳ではイズレエル)


シャロンの野

カイザリヤ

     ローマ人の町
     海の遥か向こうは
     ローマ

     今に残る円形劇場で
     息子 実と
     白男川夫人のさんび

     今も
     歌 舞踏 演劇に
     人々が集まる

     ローマの文化を
     色濃く
     残している地

     前回の旅では
     花一面で
     目を楽しませてくれた地

     野のゆりを求めてを
     テーマに旅した
     その日を思い出す


コルネリオ

     カイザリヤは
     コルネリオの
     生活の地

     ペテロにとっては
     異邦人伝道へ
     心開かれた地

     福音は
     ユダヤ人だけでなく
     すべての人々に
     開かれたもの

     ただ
     福音に心閉ざさない限り


バスの中で

     夕暮れせまる
     シャロンの野をかすめ
     エルサレムへ

     岩山なのに
     緑のある道
     岩と緑が
     なんとも美しい

     いくつの山を
     登り下りしただろう
     エルサレムに近づく
     ソングシートには
     用意されてはいない
     子供の歌
     ハレル・ハレル
     うろおぼえで
     歌詞をまちがえながら
     ハレルヤを
     歌いつつ
     エルサレムへ

     エルサレムへ
     近づくと
     心がおどる

     都もうでをした
     詩篇の人々の
     感動が伝わって来る


エルサレム

ラロムホテル

     午後五時
     ホテルへ到着

     聖書の世界を
     確かめて見る旅も
     最終日程に入る

     ラロムホテルで
     二泊の予定
     くつろぎの気分になる
     セカンドバックに
     紙にはさんだ
     押花用の
     植物を
     一枚一枚
     取り出す

     はさみ込んだ紙は
     先々のホテル備え付けのメモ用紙
     朝食の時のナブキン
     広げながら
     その日のことを
     その地のことを
     思い出す

     一つ一つ
     聖書の世界を確かめつつ



     エルサレムで雪
     のち雨

     着ているものは
     真冬の防寒衣

     ガリラヤ湖の
     山上の説教の教会では
     ブーゲビレアの
     花が咲き

     エルサレムの
     園の墓では
     レモンが
     黄色に色づき
     今 真冬の防寒衣

     なんとも
     不思議な地


雨での入れ替え

     十一日分を
     十日に

     バスによる
     移動は
     適度に雨をさける

     エルサレムでは
     恵みの雨だろう

     聖書の世界を
     確かめる旅は続く

     恵みの雨の中で・・・・・


大シナゴグ

     世界最大のシナゴグ
     近代建築の中に
     歴史を感じるシナゴグ

     今は神殿を失い
     シナゴグを中心に
     ユダヤ教の
     信仰は継承されている

     ベエル・シェバの
     レストランで
     ユダヤ教徒の
     親子に出会った

     父親の威厳
     子供がアバと
     呼べるやさしさ
     威厳とやさしさを持った
     ユダヤ教徒の態度に
     学ばされる
             注 シナゴグは会堂のこと  アバは父さん


イスラエル博物館

     死海のほとり
     クムランで発見された
     写本が展示され

     写本が入っていた
     つぼをかたどつた建物

     新しい発見の度に
     聖書の真実が
     立証される

     神のことば
     聖書がまた身近になった


国会議事堂

     イスラエルの
     国会議員は百二十人
     説明を聞いている時
     大統領乗車の車が
     通過して行った
     一瞬のことで
     お顔までは
     見ることはできなかった


大メノラー

     イスラエル建国の時
     記念に贈られた燭台

     よく見ると
     旧約聖書の
     できごとが
     絵に表されている

     団員の幾人かが
     記念写真を写している
     その顔の輝きが
     美しい


ホロポート記念館

     第二次大戦下
     ナチスの虐殺
     六〇〇万人もの
     ユダヤ人のいのちが
     うばわれた

     民族の痛みが
     伝わって来る

     虐殺のほとんどが
     ナチスの占領地
     ポーランドで・・・・・

     虐殺までの方法は
     みんな役割分担制
     関係者は
     自分がしていることの
     最終目的が不明のまま
     行われた

     恐ろしい
     人間虐殺の知恵

     世界の国々が
     犯さず
     犯されないよう
     平和のために祈る


買物

     アラブ人
     クリスチャンの店で
     数少ないチャンスの
     買物
     差し上げる人のことを
     思って
     一人一人の
     楽しげな品定め

     教会の皆さんへと
     キーホルダーの
     オリーブ製品

     今も用いられているのを
     見ると
     その時のことが
     思い出される


ベツレヘム

ベツレヘムの洞窟

     穴の中は
     一本のともし火
     家族
     家畜によって
     冬温かく
     風雨もしのげ
     夏 外はどんなに
     暑くても
     洞窟は涼しい

     イエスさまの
     聖誕教会は大きくても
     もとは洞窟住居

     白男川夫妻の
     さんびが美しく
     私たちも
     他国の人々も
     ハミングして
     イエスさまの
     ご降誕を感謝する

再びエルサレム

主の祈りの教会

     集会のたびに
     祈る祈り
     それがここで
     教えられた

     イエスさまのみ姿を
     聖書のことばを
     この地で確かめる

     主の祈りが
     各国の国語で
     書かれている
     文字盤を示しつつ
     ヘブル語の主の祈りがあり
     サマリヤ語の主の祈りがある
     それは
     へだてを取り除く
     祈りです

     解説を聞きつつ
     主の祈りが
     習慣化されないようにと思う


オリーブ山から

エルサレムを見る

     イエスさまが
     見られた時の
     情景は
     今と違う

     今は黄金のドーム
     今は黄金の門は閉められたまま

     黄金の門が開かれる日は
     いつだろう

     なんとも不思議な
     感情につつまれてしまった


オリーブの園

     古木のオリーブ
     木を見ていると
     イエスさまの時代に
     思いが引き込まれてしまった

     どこまでも
     聖書に記されている
     ことばによって
     イメージが広がる

     ガイドの河谷さんの声に
     我にかえり
     イエスさまのころは
     全山に
     オリーブが植えられていた

     オリーブの収穫は九月
     三百本のオリーブの木を
     所有している人は
     中流の生活者

     聞いているうちに
     ますます現実に引き戻される
     人は
     どこに住んでも生活がある


主の涙の教会

     そこから
     エルサレムを見ると
     神殿と
     目の高さが同じになる
     聖堂の中の
     イエスさまが
     祈られた
     岩を見ていると
     即座に
     聖書に記された
     イエスさまの
     ゲッセマネの祈りの
     記事を思い出す

     弟子たちは
     眠ってしまった

     イエスさまは
     血の汗を流して
     祈られた
     涙して祈られた

     祈り終ると逮捕され
     裁判のために引き回され
     十字架へと引き渡された

     それあればこそ
     救いが
     赦しが
     あることを思い
     感動の心があふれる


鶏鳴教会

     聖地訪問者のために
     にわとりの声が聞え
     庭には
     焚火のあとがあり
     聖書の記事が
     思い出せるように
     配慮されている地

     鶏鳴教会の
     地下には洞窟
     牢獄
     囚人をつるす
     こぶしが通るほどの穴

     イエスさまは
     この穴に
     つながれたのだろうか

     二千年前の石段

     見ていると
     ペテロのイエス否定が
     思い出される
     にわ鳥の声を聞いて
     はげしく泣いた
     ペテロの心がわかる

     私も同類
     イエスさまの
     愛のまなざしに
     つつまれている同類

     もっとイエスさまの
     愛に 目 開かれて生きよう


シオン山

     旧約聖書に
     何回も何回も
     出て来る地

     今は
     ユダヤ教徒の
     子供神学校のある地

     女の子たちは
     明るくなわとび遊び

     上を見れば
     アシとナツメヤシの葉の
     日よけ屋根

     中風の病人が
     つりおろされた
     聖書記事を思い出す

     昔のままではないだろう
     シオンの山の
     一角にいる私は事実

礼拝

     ラロムホテルで
     一日の終り
     ショート礼拝

     ヨハネの手紙第一
     四章十節から十二節まで
     説教題は「愛に生きる」

     まず私のあかし

     幼き日
     神社参拝する
     宗教心はあっても
     こちらから
     願いごとをするだけ
     答えは返って来ない

     しかし
     聖書によって
     説教によって
     信仰の友によって
     創造の世界によって
     語りかけてくださる
     神を知ったのは
     少年の時

     感動を持って
     キリスト信者になった

     聖地旅行で
     それを感謝する

     ここエルサレムで確かにしよう
     1、イエスの十戒要約は
       神と人とを愛すること
     2、パウロの宣教は
       信仰
       希望
       愛

       キリスト教徒
       迫害の元祖
       そのパウロの回心以後の
       宣教の業
       活動の範囲の広さに驚く

       愛を
       最も重要なこととして
       宣教は進む
     3、ヨハネの宣教は
       神への愛と
       人への愛の
       実践

       愛は
       まず自分が
       神に愛されていることを
       知ることから
       続いては
       違いを認めて
       人を愛する
       健全な
         愛が生れ
         愛は生活化される

     聖書の世界を
     確かめる
     旅行団の
     一人一人は
     異なる生き方を
     持っている

     しかし愛を生きる集団

     二回の献金にも
     それは表わされた
     一部は愛の献金
     一部はマリヤ姉妹会
     訪問費

     旅の喜びが
     一つ増えた礼拝であった


最後の晩餐の部屋

     過越の食事の時には
     テーブルと
     椅子を出し
     家の中のパンを
     子供たちにさがさせて
     テーブルの上に置き
     種が入ったパンは
     無いことを確かめて
     過越の食事をするという
       シナゴグ
     案内していただかなければ
     行くことはできない
     迷路のはての
     エルサレムのシナゴグ
     そこには
     ダビデの墓があり
     上階は
     最後の晩餐の部屋だと聞く

     トーラの
     巻物置き場があるのは
     ユダヤ教のしるし

     同じ部屋に
     ミクラムがあるのは
     イスラム教のしるし

     私たちは
     キリスト教徒の
     聖地旅行団

     不思議な気分になる


昼食

     ラマッテルヘール
     経営の食堂で
     昼食

     食事の時は楽しい

     異国の食事の楽しみ
     旅行での発見の語らい
     思わない話題も出て
     食事は楽しい

     しかもエルサレムでの食事


嘆きの壁

     偏西風によって
     もたらされた
     雨も あがり
     最も古い
     城壁の石に
     雨水が涙のように
     したたり落ちていた
     壁も泣いていた

     国土を失った
     ユダヤ人が
     エルサレムへ
     危険を承知で来ては
     涙して祈った地

     今も
     まだ帰らぬ
     同朋のために
     涙して祈る地

     壁の前に立って
     まだキリストを信じない
     親族のために
     教会員の
     家族のために
     遠く離れた
     祖国の人々のために
     祈りの時を持つ

     
           嘆きの壁で祈る人々
           左端のドームの中でユダヤ教徒のトーラ朗誦を聞き感動


黄金のドーム

     昔 旧約聖書の
     神殿があった地

     今は
     イスラム教の
     黄金のドーム

     急いで見学を終ったころ
     イスラム教の人々が
     入れ替わり
     黄金のドームへ
     入って行く・・・・・


ローマ兵

     イエスの衣をかけて
     サイコロ遊びを
     したのだろうか

     ローマ兵が
     彫ったという
     大きな石畳に
     きざまれた
     ゲーム跡を
     見ていると
     聖書の箇所が
     思い浮かぶ


説明

     ガイドの
     河谷さん
     黄金のドームから
     歩きながら
     時には立ち止まって
     バル・ミツヴァー
     それは
     ユダヤ教の
     成人式

     試問があり
     合格すると
     お祝い

     大人と
     語り合う
     仲間入り

     十二歳の
     イエスさまが
     エルサレムの
     博士たちと
     語り合っている
     福音書の
     記事が理解される

     ビァ・ドロローサ
     クレネ人シモンが
     イエスさまの
     十字架を
     負わされて
     歩いた道

     イエスさまは
     夜通しの裁判
     むち打ち
     弱りきって
     歩いておられた

     今にも
     たおれそうに

     ベロニカが
     ハンカチで
     イエスさまの
     顔をふいてさしあげた

     ハンカチに
     イエスさまの
     顔が画かれた
     それがイコンの始め

     イエスさまが
     通られた道は
     商店街
     雑踏の中を
     歩まれたのだと

     説明に聞き入る


十字架

     イエスの
     十字架の下で

     涙して仰ぐ者

     あざけりの顔を向ける者

     平然と見ている人
     イエスさまが
     十字架を負って
     歩まれた
     道を歩きながら
     かっての私は
     イエスさまを
     ぼうどくする者

     今は
     イエスさまの
     十字架の救いを
     感謝し
     イエスさまを
     あかしする者


聖墳墓教会を尋ね

園の墓へ

     昔を
     今に伝えるかのように

     空の墓

     エルサレムの
     最後の地

     いざや人よ
     ほめまつれ
     よみがえりし
     勝利の主  聖歌168

     すくいのぬしは
     よみがえりたもう
     ハレルヤ  讃美歌284

     そして
     ハレルハレル

     園の墓を見つつ
     さんび礼拝

     聖書の世界を
     確かめる
     祝福の旅は
     よみがえられた
     キリストが
     共におられことを
     確かめる
     祝福につながった


ベングリオン空港

     搭乗前の
     イスラエル式検問
     トーラーの
     世界の人々を
     理解しつつ
     質問に答えて
     団員全員
     無事通過

     現地時間午前十時
     機体発進
     一路フランクフルトへ


フランクフルト

機内で

     雲海の上の
     機内からは
     地上は見えない
     それなのに
     着陸体制

     雲海をぬけると
     美しい
     フランクフルトの
     山と緑がせまる

     家の屋根は赤
     周囲の緑と
     調和して
     美しい

     耕地も
     区画が
     できていて
     美しい


高速道路

     右も左も
     緑したたる地

     車線によって
     車種が
     自然に
     決っているという

     高速道路は
     マリヤ姉妹会訪問の道


マリヤ姉妹会 T

     シスター・サハラさんの
     日本語に
     迎えられて
     心なごむ

     午後三時からの
     チャペルに
     少し遅れて
     聖堂へ
     シスターの方々が
     歌うさんび
     ドイツ語の
     内容はわからないが

     すきとおるような歌声
     心の歌だろうか
     神へのさんびだろうか

     聞いているうちに
     思いは
     神に向かう

     きよらかな
     神の恵みの
     雰囲気に
     つつまれてしまった


マリヤ姉妹会 U

     神にのみ
     期待した
     マリヤ姉妹会

     敷地の中に
     カナンの地を再現

     姉妹会の
     カナンの地を
     歩いているうちに
     今まで
     めぐってきた
     イスラエル
     カナンの地を
     思い出す

     イエスさまが
     愛をあらわして
     くださった
     カナンの地

     イエスさまの
     愛に応答し
     イエスさまを
     愛する生活をする
     純粋で美しい集団

     マリヤ姉妹会

     私たち
     日本人に欠けている
     神を愛すること

     悲しい現実

     キリスト者である
     私に
     欠けやすい
     神に対して ハイ
     従順を
     もっともっと
     大切にしなくてはと
     マリヤ姉妹会
     シスターの
     明るい
     神への愛の
     実践から
     深く深く
     学ぶ


祖国日本へ

JAL408便

     フランクフルトを
     現地時間
     二十二時
     機体移動開始

     機内食の後
     眠ってしまったのだろう
     目覚めた時は
     六時

     機内の窓を
     開けて
     見れば
     下界はシベリヤ
     緑なき
     きびしい地

     機内の
     日本時間表示は
     十四時
     時計を
     日本時間にして
     旅の始めに
     読んだ
 「見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」創世記28章15節(新改訳)を
     思い出す

     使命の地へもどり
     聖書の世界を
     生活する所へ
     再び
     帰る
     志を新しくする

     成田へ
     一月十三日金曜日
     十七時〇五分
     定刻着

     
          場所と時は不明カメラに残っていた写真。

     
          この写真も場所と時は不明


解団式

 見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」ヤコブは眠りからさめて、「まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった。」と言った。創世記28章15.16節(新改訳)

     聖書を読み
     お世話くださった
     河谷さんに
     お礼の拍手

     神への
     感謝の祈り

     一人一人
     家路へ
     聖書の世界を確かめた
     恵みを分かち合う地へ


名古屋組

     JAL053便
     三十五分遅れて
     十八時四十五分
     機体移動

     名古屋空港へ
     着陸は
     十九時四十六分

     れん縮性狭心症の
     発作もなく
     聖書の世界を
     確かめる
     祝福の旅は
     ペヌエルの恵みに
     支えられて終った


 1991年10月10日の116号からパソコン(Dos/V機)に変ったようです。それが詩の友ホームページにつながりました。感謝しています。本年は本号で終り、「聖書の世界を確かめて見る祝福の旅」を発行をいたしました。2004年4月には責任ある立場を退任、初老を経験している現在です。今は、東海聖書神学塾教師、名古屋福音伝道教会協力牧師、諸教会の応援をしている。2004.8.18.