最近の詩

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2018年 富 澤 誠 治
戦争の記録 (NHK番組「祖父が見たルソンの島」「駅の子」)

   戦争の残した爪痕
   何と痛々しいこと
   慰安婦として駆り出された老婦人
   「日本人のした罪はゆるしました。
   でも出来事は決して忘れません」
   戦勝国にも敗戦国にも巻き添えにあった国にも
   生きる営みがありました

   生きる営みが
   痛々しい現実を生むとは ああ

   ああの嘆きだけで終わらせない
   生きる営みが健康でありますように


小さい一人

   私は小さい一人です
   あなたも小さい一人です
   イエスさまは
   小さい者のひとりにしたことは
   わたしにしたのですと
   言っています
   イエスさまも
   小さな一人であることを
   知っておられた
   だとすれば私は
   小さい一人として
   小さい一人と共に生きよう
   小さい一人を知ってくださる
   イエスさまが共に居られるから


いのちをいただいて

   何と沢山のいのちを頂いてきたことか
   動物いのち植物のいのち

   自分のいのちはどうするのだろう
   命がけで取り組めることの発見かな
   与えてくださったお方に託すことかな


絶やしてはいけない

   子供の遊ぶ声を聞くと
   平和を感じます
   ボール遊びの声
   かけっこしている声
   何をしているのかわからない声

   遊ぶ声が途切れなければ
   子らは育って
   リーダになり
   良き市民になるでしょう
   遊びの声が絶えませんように


みんな人です

   赤ちゃん 少年 青年 実年
   老年 病人 障害者 みんな人です
   老人でなくてはできないことを発見したら素晴らしい
   家族のためですか仲間たちのためですか
   誰かのためになることを発見したら素晴らしい
   若者が喜びの声を上げたら
   老人が生きがいを見つけたら
   それが平和です
   小さい者同士が共に生きるそれが喜びです


生きること

   何歳の頃だっただろう
   食うために働くことは
   卑しいことと考えたことがあった
   本当は食べるために
   労することの
   幸いを意識している
   生きていることが
   一番に役立っていると思えるのです


しあわせ

   しあわせはね
   普通に食べ
   普通に眠り
   普通に生きている それですよ

   普通に歩いて痛いところがあれば
   痛い痛いと言うと
   乗り越える方法を教えてくれる人がいて
   生きていることが
   しあわせになりますね