俳 句
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2018.5.18.
“ 薫風 ” 2018年 初夏
   霞立つ名木栴檀(せんだん)風薫る
   ランドセル色彩々に四月朝
   目覚ましのさえずりないのは雨予報
   黒雲の下にあらわる初夏の山
   立葵すくすく伸びる子も伸びる
                             ミヅホ
“被災地へ”
   熊本の被災者神よあわれたもう
   朝倉の幸祈る源(もと)筑後川
   被災地に届けよ満たせよ神の愛
                             ヒロコ


2018.5.1.
   ザアカイの春のエリコやブーゲンビレア
   エマオの主共にいませりイースター
   教会の庭の女王はアマリリス
   熟年の顔をしており悌梧(でいご)の花
   講壇わきグラジオラスあり今日礼拝
                  大瀧信也(沖縄)


2018.4.2.
   メイフラワー主の優しさをかもし出し
   春の霧復活の主を思いけり
   寒の後からだが躍る春日和
   寒桜赤き大粒のさくらんぼ
   受難日やイザヤ五十三章五回読む
                  大瀧信也(沖縄)


2018年 <弥生の空> 日羊会(神奈川)
   そよ風や弥生の空は尚碧し           トモベカズコ
   庭先の心膨らむタネツケバナ          タマミ
   朝散歩風吹き想う雪解の日           ユウキ
   蕗の薹みそ和えにする夫(つま)のわざ    クミ
   雛飾り笑顔の孫は中学生            エミ
   麗らけしクレソンふゆる水辺かな        ミヅホ
   信徒(とも)ひとり増える喜びイースター    ヒロコ


2018.3.1.
   緋寒桜の蜜をついばむ目白かな
   歌いつつ目白蜜食(葉)む寒桜
   満開の緋寒桜に力受く
   女子パシュート金(きん)をとりたり冬五輪
   サルビアのひときは赤し受難週
                   大瀧信也(沖縄)


2018.2.1.
   三日晴海に張り付く魚釣舟
   沖縄に稀有の霰や寒の内
   一月の「西郷どん」の人気は赦す愛
   三、四輪咲き初めにけり緋寒桜
   国頭から宮古へ緋寒桜咲き進む
                      大瀧信也(沖縄)


2018.1.1.

   着ぶくれて散歩のからだ重きかな
   万人の心に生(あ)れよみ子イエス
   滝のごと主のへりくだり低きかな
   街路樹の大剪定や年詰まる
   海エメラルド主の生(あ)れましし
              降誕日    大瀧信也(沖縄)