俳 句
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2016.12.24.
日羊会 2016年 晩秋〜降誕祭
   いなかの家思い出させる実南天         高尾 和子
   冬晴れに母娘(おやこ)で歩む小道かな      博子 
   クリスマスライトアップだおしゃれな木
   ドアをあけ雪の世界へレッツゴー           鉄
   立冬に雪がつもれば初雪だ
   冬晴れの空みあげれば昼の月           レノン
   手をひろげ抱えてみたき紅葉の樹
   カサコソとどんぐり飛び出す山の道          エミ
   葉の残るケヤキにモール降誕祭
   優しさをこころに灯す返り花             ホヅミ
   クリスマス祝会準備のマルタ達!!
   マリアよりマルタの多しクリスマス!       廣田 みづほ


2016.12.1.
   立冬やクリスマスの香り流れくる
   立冬や温度が一度さがりたる
   ハイビスカス深紅になりて冬迎う
   ブーゲンビリア、エリコの町もかくありき
   氷柱(つらら)なき沖縄の地のクリスマス
                       大瀧信也(沖縄)


2016.11.18.
日羊会 2016年 “秋から初冬”

   寒かれど朝のデボーション温もれり
   秋晴れに母靴買ひて喜べり          保坂 博子
   肌が荒れワセリン塗るや風寒し
   目覚めれば灰色の空冬来る          中村 優希
   ベランダのごはん完食冬すずめ        高尾 和子
   夕やみに心ひらけと光るくも          嘉屋本恵美子
   コスモスはピンクが一番青い空
   就寝まえ聖書通読秋夜長           廣田 みづほ


2016.11.11.
   試験前愛知甘柿買いに行く
                       山本純子(千葉)


2016.11.1.
   台風去り秋の深まり進みけり
   秋風にハイビスカスが主をたたう
   彼岸花逝けば秋草咲きにけり
   下(さが)り花丸刈りの児(こ)のおつむのよう
   丸刈りの児(こ)のおつむに似たり下(さが)り花
                       大瀧信也(沖縄)


2016.10.7.
<めぐみの秋> のぼりと日羊会
   聖霊は金木犀の香りかな            江村 珠美
   服羽織りあなたは遠く彼岸花         中村 優希
   梨もぎの思い出母と語る一時(とき)     保坂 博子
   香り良い金木犀は目に優し          高尾 謙二
   振り返るわが目にまさかの彼岸花      濱口 かほる
   彼岸花おしゃれな貴婦人オフホワイト    廣田 みづほ
   おくられしぶどうの甘さありがとう       高尾 和子


2016.10.1.
   秋特伝幼らの挙手感謝なり
   ランタナや秋の夕べを明るくす
   落葉掃き朝礼拝に備えけり
   トラクト配布端居の猫に声をかけ
   彼岸花ぴんと立ち主をたたえおり
                       大瀧信也(沖縄)


2016.9.7.
<初秋>    のぼりと 日羊会
   ヒグラシや今日の自分にさようなら            中村優希
   秋刀魚食べ季節の移ろい微笑んで           高尾謙二
   雨上がりひぐらしの鳴く今日の朝             高尾和子
   コオロギの頭の中で鳴いており
   雨音に負けじと鈴虫凛と鳴く                保坂博子
   カナカナや窓辺のいやし「おつかれさま」
   わずらいを主に委ねての秋はじめ            廣田みづほ


2016.9.1.
   熱中症と無縁に生きる百日紅(さるすべり)
   長崎忌被爆者の合唱(うた)祈りなる

   サムエル記ダビデの信仰に触れる秋
   リオ五輪逆転優勝頻発す
   書を開き目覚めて知りぬ昼寝かな
                       大瀧信也(沖縄)


2016.8.25
   福島(ふるさと)はエデンの園の如くあり
                       山本純子(千葉)

2016.8.10.
<秋立てり>  8月7日 日羊会(神奈川)
   誕生日祝して店で桃求め               高尾和子
   手に花火戯れるわれ子供達(こら)のよう     保坂博子
   浅間山信濃追分夏の風                高尾謙二
   入道雲空見て祈る幸あれと
   スイカ割りはしゃいで騒ぐ子らの声 
   太陽がキラキラ光り蝉の声               友部和子
   ハゼランの素直に伸びする道の端
   丹沢の峰々くっきり秋立てり
   遠雷や雨はどこかに降っており            廣田みづほ


2016.8.1.
   熱中症に断固成るまじ水を飲む
   蝉たちの合唱の中目覚めけり
   拍子木の連打のごとく鳴く蝉よ
   扇風機を千年の知己にし暑に抗す
   蝉鳴きて蝉の声のみ聞こゆるなり
                       大瀧信也(沖縄)


2016.7.6.
“風青し” のぼりと日羊会 2016年  7月

   七夕の短冊に書く祈り事
   わが娘より送られし薔薇カクテルぞ
   可愛さに一つ求めたさくらんぼ
   太陽がキラキラ光り夏便り
   向日葵のえがおで咲いてる散歩道     友部和子
   ベランダで雀ついばむ夏の朝
   七夕に一つ祈りてほっとする         高尾和子
   今日もまた紫陽花色の雨が降る
   蒼い空夏への扉開かれぬ           高尾謙二
   風青し音符になるなりポプラの葉
   網持つ子はだしになる子夏の川
   卯の花や手の平に受くる主の恵み     廣田みづほ


2016.7.1.
   梅雨晴の空の彼方に主を思う
   梅雨明や樹々の緑が点滅す
   緑陰は主の懐(ふところ)の如きかな
   極暑をば掻き立てて鳴く油蝉
   慰霊の日平和の祈り熱きかな
                       大瀧信也(沖縄)


2016.6.1.
   グラジオラス身を傾けて咲きにけり
   沖縄のつつましき花月桃(げっとう)咲く
   梅雨入(ついり)して湿度を讃美で追い払う

   主のかばねに口なしの花ささげたし
   梅雨の朝おぼろなる虹天への橋
                       大瀧信也(沖縄)


2016.5.3.
   教会の庭の女王はアマリリス
   うりずんや生き物すべて寡黙なり
   黄金週間カーたちはただ急ぎ行く
   緋寒桜空(そら)をかき分け咲きにけり
   でいご咲く天狗の鼻のように咲く

                       大瀧信也(沖縄)


2016.4.24.
“桜時“ 日羊会  のぼりと教会(神奈川)
    陽(ひ)をあびて墓前の立てばつくしんぼ      友部和子
    草の芽の如く伸びたい我が身かな            保坂博子
    タンデムで桜色した風を切る                 高尾謙二
    庭の隅ひそやかに咲くすみれ愛(は)し        江村珠美
    宿河原川面に写る桜かな                   高尾和子
    野の花をテーブルに活けてイースター         廣田みづほ


2016.4.1.
   ハイビスカスの虫を食べいる目白かな
   皿の中伊予柑を見て頂きぬ
   イースター礼拝のぼりを立てて人迎う
   復活祭死に勝ついのち賜りぬ
   受難節十字架の賛美(うた)日々唄(うた)う

                       大瀧信也(沖縄)


2016.3.20.
3月の日羊会 (神奈川・のぼりと教会)

     三月に入りても寒き日曜日                 手塚朝造
     天国で賛美歌歌う夫かな
       (召天記念日3月3日に)                 友部和子
     陽を和むぼた餅口に頬張りて                江村珠美
     別れには桜色した涙かな                   高尾謙二
     春暁の道を走る健康だ                     中村優希
     いいつくせぬ春の別れはただ涙              高尾和子
     春の土手星の瞳(いぬのふぐり)のまたたけり  廣田みづほ
<主に在りて>                         廣田みづほ
     悲喜こもごも十字架の下へ草萌ゆる
     春動く山も谷も人々も
     賛美せよポプラの新芽音符になって


2016.3.1.
   冴え返るトラクト配布レントかな
   立春にベランダ明るくなりにけり

   緋寒桜空(そら)を切り裂き咲きにけり
   受難節主はわがためにみまかりぬ
   コンクリート街緋寒桜は少女(おとめ)のよう

                       大瀧信也(沖縄)


2016.2.16.
日羊会 (神奈川・のぼりと教会) 

   縁側でうたたねしてる冬日和          友部和子
   人の魂生まれ死ぬまで雪のよう        中村優希
   湯たんぽにほっとするなり足からめ     江村珠美
   ベランダで小鳥ついばむ冬日和        高尾和子
   春来たり週報ボックスひとつ去る       保坂博子
   春節で爆買始まる銀座かな            高尾謙二
   家々に初日さし込むのどかさよ         藤勇二
   青い鳥キラリ輝く春隣り               廣田みづほ


2016.2.1.
   元旦や臨在の中礼拝す
   大寒や緋寒桜が目白呼ぶ

   爆音に平和あれかしと祈りけり
   晩冬をひまわり飾る沖縄県
   国と県和解は成るか日脚伸ぶ
                       大瀧信也(沖縄)


2016.1.25.
   霜柱子供になりて歩み行く
                       山本純子(千葉)


2016.1.2.
   キリストのみあとを行かむ年新た
   神第一を心に決し初旦(はつあした)
   寒風の庭猫ひっそりと歩きおり
   クリスマスC.S.ルイスの伝記読む
   ランタナと主の降誕を喜びぬ
   主の恵み数え上げつつ年果つる
                       大瀧信也(沖縄)