最近の詩

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2015年 富 澤 誠 治

種まき
   植物の種は
   蒔けば必ず芽を出します
   とはいえ
   発芽率となると
   まったく別物です
   種が古かったりすると
   たちまち発芽率が変化します
   そんな現実を潜り抜けて
   発芽した種が育ち
   花を咲かせ
   実を結んだ時は喜びです

   人生の種まきは
   何を蒔いているのかわからないことがあります
   実を見て初めて分かることもあります
   刈り取らなくてはならない
   現実にも直面します
   でも
   蒔き直すことはできません
   刈り取りをしなくてはならないのです

   それを受け入れられるかどうかは
   課題です。


2015.11.1.
必ず迎える
   健康寿命と言う言葉をよく聞くようになりました
   健康な営みができるように
   今ほど考えられている
   時代はありません
   でも
   ゆくゆくは多かれ少なかれ動けなくなる
   それが一般的な姿だと言う
   足は弱り
   目はカスミ
   歌うこともできなくなる
   伝道者の言葉を思いだしますね
伝道者の書 12:1 あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。
   だれでも
   今が若い日と思えます
   今を大切にしなくてはと思えます


2015.10.1.
対話
   対話があると
   平和が生まれます

   植物も
   昆虫と持ちつ持たれつして
   生きています

   動物も
   一つの種がが失われると
   大きな影響が生まれます

   人も
   対話がある限り
   平和です
   対話が
   失われることがありませんように
   祈ります。
                   
                「対話」をテーマとした押花作品


2015.9.1.
必要な祈り
   ビューンと風が吹き
   風鈴となった
   ベツレヘムの鐘が
   チリンチリンと鳴った
   イエスさまの誕生の地を
   思いだしながら
   平和をつくり出す者になれますように
   今の必要のために祈りました。 

                     

2015.8.1.
   私は
   日本国憲法
   第九条を
   尊重します
   愛します
   誇りに思います。

第二章 戦争の放棄
第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


2015.7.1.
これからが
   冬にはビニール袋がかぶせられ
   春にはマロウに太陽の光を遮られ
   やっと今
   光を浴びて
   人の前に姿を現した
   白花ベコニア
   これからが私の時間です。



2015.6.1.

 2010年に日本同盟基督教団の「祈りのネットワーク」の表紙になったものです。四隅の星は宇宙、丸は地球世界、丸の中は世界の中の日本、その中の私、あなた。
祈りのある生活
   人は小さな存在です
   その祈りが祝福を運びます
   祈りの中から生まれる
   言葉や行動が祝福を運びます


2015.5.1.
メッセージ
   絵の花は失わない限り
   枯れたりしおれたりはしない
   いつまでも咲いている

   しおれて枯れる花は
   価値がないないのだろうか
   そうは思えない

   萎れ枯れるからこそ
   メッセージがあるのではなかろうか
   "野の花のことを考えて見るがよい。"という
         

2015.4.1.
過去と現在

   過去を忘れることは
   現実を正しく見ることを失う
   過去にとらわれていると
   前に進むことはできない
   ともいわれる
   どちらも
   否定してはならないことだろう
   明日の営みのために


2015.3.1.
生々しい現実

   肺炎の息苦しさを我慢して生きるなら
   死を迎えるだろう
   肺炎の息ぐるしさをやわらげる医療がある
   医療に甘んじれば息苦しさはやわらぎます
   そんなにして生きてよいのだろうか
   そう思ってしまいます
   しかし生きなくてはなりません
   それがまなまなしい現実
   なまなましいからこそ
   生きる意欲が
   励ましを送ることとなるのです


2015.2.1.

 1986年の日記に記されていたものを紹介します。

弱さ

   人は自分の弱さを

   いやというほど

   見せられることがある

   その時

   どうするか

   それによって人生が変わって来る

 こんな未発表の詩が記されていました。この年は心臓病の攣縮性狭心症の発作が連発しているときでした。自分の詩にホントにそうだなと共感いたします。


2015.1.1.
生々しい現実の中で
   生々しい現実
   そこに私はいる

   光はひとつ

   イエスさまはね
   ただひとつの救いの光なんだよ
   光の見えるところにいつもいようね
   自分に言ってみる