最近の詩

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2006年 12月 富 澤 誠 治
2006.12.1. 思索
     

     窓を額に見立てて外を見る
     ケヤキの紅葉に松のみどり
     冬景色になる前の風情に見とれて
     思索にふける

 常緑の松に目が止まり変わらないことに思いを込めるか、紅葉を見て人生の輝きと思うか、散るはかなさを思うか。そんな思索にふけりました。また風景に指で額を作りどこを切り取るかで強調の意味を込めることができるなーと思ったのでした。

2006年 11月 富 澤 誠 治
2006.11.1. 温まり

     
     ヒョウモン蝶
     秋の日差しに
     羽をつぼめて
     日なたぼこ
     五分ほどで飛び立った

     私のひなたぼこは
     祈りのとき
     温まったら飛び立てる


臨在
     主が共にいますことは
     モーセの願い
     時を越えて
     私たちの願い

 出エジプト34:8.9. モーセは急いで地にひざまずき、伏し拝んで、お願いした。「ああ、主よ。もし私があなたのお心にかなっているのでしたら、どうか主が私たちの中にいて、進んでくださいますように。確かに、この民は、うなじのこわい民ですが、どうか私たちの咎と罪を赦し、私たちをご自身のものとしてくださいますように。」

2006年 10月 富 澤 誠 治
2006.10.1. 今

     今が最善と受け止めるまでには時がいる

洋らん

     花一輪咲かせた
     それだけのことが
     とてもうれしい

     自分も見て
     友にも見せ
     花をいたわる
              1976年1月発表作
     
 花をいたわる の中に 人をいたわる が込められているが読み取ってはいただけない。そこで、
     花一輪咲かせた
     それだけのことが
     とてもうれしい

     自分も見て
     友にも見せ
     花をいたわり
     人をいたわる
 に変更、追加をしたら反響が来た。

 そして、今、花一輪咲かせた は当時パヒオペデラムを育てて冬には加温ができる温室を作ってしまった。毎夜温度を確かめに見に行った。その結果としてパヒオペデラム一輪が咲いた。だから 花一輪咲かせた はぴったりの表現だった。それが今は 花一輪咲いてくれた に変化している。咲かせたから咲いてくれたまでには30年の年月が必要であった。
     花一輪咲いてくれた
     それだけのことが
     とてもうれしい

     自分も見て
     友にも見せ
     花をいたわり
     人をいたわる   2006.10.1.

 一輪のバラは種を蒔いて二年目、原種に近い花にあこがれての試みであった。下のもう一株は真ん中が少しうすい赤になっている。一つ一つの種から育つ花はみな違うらしい。先頭の今のバラは全体が真っ赤、葉は菌に犯されているのか痛々しい。それでも咲いてくれた。
        下はもう一株の芯がうす赤のバラです。
     

2006年 9月 富 澤 誠 治
2006.9.1. ことばがある
     あの時
     乗り越えられたのは
     ことばがあったから

     今
     乗り越えられるのは
     ことばがあるから

     そして
     これからも


2006年 8月 富 澤 誠 治
  
2006.8.1. 切り戻し

     切り戻し過ぎたかな
     ペチュニアの性質をよく知らないで行ったこと

     主が私やあなたに行ってくださる剪定は
     ご承知のうえ
     だから任せると実を結ぶこととなる
     
 約一ヵ月後の姿です。
 思い出す聖句は、ヨハネの福音書 15:1-2 わたしはまことのぶどうの木であり、わたしの父は農夫です。わたしの枝で実を結ばないものはみな、父がそれを取り除き、実を結ぶものはみな、もっと多く実を結ぶために、刈り込みをなさいます。

2006年 7月 富 澤 誠 治
2006.7.1.一輪

     一輪を大切にすると一人をいたわるようになる
     

平安を失ったときの教訓


     平安を失うのは
     破壊や罪に
     向かわない
     備えられた機能ではないかな


2006年 6月 富 澤 誠 治
2006.6.4.人生の中の平安
     
                        三日目にはしおれ始めた

 花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき  林 芙美子

     人生をよく表した言葉として同感し記憶している
     しかし
     創造主のふところでは平安
     これは菖蒲の花からの実感


2006.6.1.人生

     人生は
     今が
     すべてではないことに
     目覚めることかな

2006年 5月 富 澤 誠 治
2006.5.1.肩の力抜いて

     そっとかたのちからぬいて
     なごむ
     そんな時が
     必要で
     大切なこと

2006年 4月 富 澤 誠 治
2006.4.1.古稀の年

    この年も桜に会えた古稀の昼
     
2006年 3月 富 澤 誠 治
2006.3.1. タンポポの詩
                 
     懐かしい詩
     自分にも当てはめ
     贈り物にもした詩
     
    

2006年 2月 富 澤 誠 治
2006.2.1. 問い

     人生って何なんだろう
     仕事とは何なんだろう
     深追いしない方がよいのだろうか
     いやいやとも思える
     考えないのが良いのだろうか
     そんなことないとも思う
     問いかけて見るって大切なんだ


2006年 1月 富 澤 誠 治
2006.1.1. 思い出

     ごうりきさんは
     沢山の荷物を
     背負っていたのに
     私たちより早く
     頂上でした
     そんなに早い歩調ではなかったのに

     私たちは
     休んではダッシュ
     ごうりきさんを追い越して
     いい気分でした
     でも頂上へは
     ずっと後でした
     荷物は何も持っていないのに