以前の詩

詩の友 第112号 1991年2月

聖書の世界を確かめて見る祝福の旅 ]V

エルサレム

主の祈りの教会

     集会のたびに
     祈る祈り
     それがここで
     教えられた

     イエスさまのみ姿を
     聖書のことばを
     この地で確かめる

     主の祈りが
     各国の国語で
     書かれている
     文字盤を示しつつ
     ヘブル語の主の祈りがあり
     サマリヤ語の主の祈りがある
     それは
     へだてを取り除く
     祈りです

     解説を聞きつつ
     主の祈りが
     習慣化されないようにと思う


オリーブ山から

エルサレムを見る

     イエスさまが
     見られた時の
     情景は
     今と違う

     今は黄金のドーム
     今は黄金の門は閉められたまま

     黄金の門が開かれる日は
     いつだろう

     なんとも不思議な
     感情につつまれてしまった


オリーブの園

     古木のオリーブ
     木を見ていると
     イエスさまの時代に
     思いが引き込まれてしまった

     どこまでも
     聖書に記されている
     ことばによって
     イメージが広がる

     ガイドの河谷さんの声に
     我にかえり
     イエスさまのころは
     全山に
     オリーブが植えられていた

     オリーブの収穫は九月
     三百本のオリーブの木を
     所有している人は
     中流の生活者

     聞いているうちに
     ますます現実に引き戻される
     人は
     どこに住んでも生活がある


主の涙の教会

     そこから
     エルサレムを見ると
     神殿と
     目の高さが同じになる
     教会堂の中の
     イエスさまが
     祈られた
     岩を見ていると
     即座に
     聖書に記された
     イエスさまの
     ゲッセマネの祈りの
     記事を思い出す

     弟子たちは
     眠ってしまった

     イエスさまは
     血の汗を流して
     祈られた
     涙して祈られた

     祈り終ると逮捕され
     裁判のために引き回され
     十字架へと引き渡された

     それあればこそ
     救いが
     赦しがあることを思い
     感動の心があふれる


鶏鳴教会

     聖地訪問者のために
     にわとりの声が聞え
     庭には
     焚火のあとがあり
     聖書の記事が
     思い出せるように
     配慮されている地

     鶏鳴教会の
     地下には洞窟
     牢獄
     囚人をつるす
     こぶしが通るほどの穴

     イエスさまは
     この穴に
     つながれたのだろうか

     二千年前の石段

     見ていると
     ペテロのイエス否定が
     思い出される
     にわ鳥の声を聞いて
     はげしく泣いた
     ペテロの心がわかる

     私も同類
     イエスさまの
     愛のまなざしに
     つつまれている同類

     もっとイエスさまの
     愛に 目開かれて生きよう


シオン山

     旧約聖書に
     何回も何回も
     出て来る地

     今は
     ユダヤ教徒の
     子供神学校のある地

     女の子たちは
     明るくなわとび遊び

     上を見れば
     アシとナツメヤシの葉の
     日よけ屋根

     中風の病人が
     つりおろされた
     聖書記事を思い出す

     昔のままではないだろう
     シオンの山の
     一角にいる私は事実

詩の友 第113号 1991年4月

聖書の世界を確かめて見る祝福の旅 ]W

エルサレム

礼拝

     ラロムホテルで
     一日の終り
     ショート礼拝

     ヨハネの手紙第一
     四章十節から十二節まで
     説教題は「愛に生きる」

     まず私のあかし

     幼き日
     神社参拝する
     宗教心はあっても
     こちらから
     願いごとをするだけ
     答えは返って来ない

     しかし
     聖書によって
     説教によって
     信仰の友によって
     創造の世界によって
     語りかけてくださる
     神を知ったのは
     少年の時

     感動を持って
     キリスト信者になった

     聖地旅行で
     それを感謝する

     ここエルサレムで確かにしよう
     1、イエスの十戒要約は
       神と人とを愛すること
     2、パウロの宣教は
       信仰
       希望
       愛

       キリスト教徒
       迫害の元祖
       そのパウロの回心以後の
       宣教の業
       活動の範囲の広さに驚く

       愛を
       最も重要なこととして
       宣教は進む
     3、ヨハネの宣教は
       神への愛と
       人への愛の
       実践

       愛は
       まず自分が
       神に愛されていることを
       知ることから
       続いては
       違いを認めて
       人を愛する
       健全な
         愛が生れ
         愛は生活化される

     聖書の世界を
     確かめる
     旅行団の
     一人一人は
     異なる生き方を
     持っている

     しかし愛を生きる集団

     二回の献金にも
     それは表わされた
     一部は愛の献金
     一部はマリヤ姉妹会
     訪問費

     旅の喜びが
     一つ増えた礼拝であった


最後の晩餐の部屋

     過越の食事の時には
     テーブルと
     椅子を出し
     家の中のパンを
     子供たちにさがさせて
     テーブルの上に置き
     種が入ったパンは
     無いことを確かめて
     過越の食事をするという
       シナゴグ
     案内していただかなければ
     行くことはできない
     迷路のはての
     エルサレムのシナゴグ
     そこには
     ダビデの墓があり
     上階は
     最後の晩餐の部屋だと聞く

     トーラの
     巻物置き場があるのは
     ユダヤ教のしるし

     同じ部屋に
     ミクラムがあるのは
     イスラム教のしるし

     私たちは
     キリスト教徒の
     聖地旅行団

     不思議な気分になる


昼食

     ラマッテルヘール
     経営の食堂で
     昼食

     食事の時は楽しい

     異国の食事の楽しみ
     旅行での発見の語らい
     思わない話題も出て
     食事は楽しい

     しかもエルサレムでの食事


嘆きの壁

     偏西風によって
     もたらされた
     雨も あがり
     最も古い
     城壁の石に
     雨水が涙のように
     したたり落ちていた
     壁も泣いていた

     国土を失った
     ユダヤ人が
     エルサレムへ
     危険を承知で来ては
     涙して祈った地

     今も
     まだ帰らぬ
     同朋のために
     涙して祈る地

     壁の前に立って
     まだキリストを信じない
     親族のために
     教会員の
     家族のために
     遠く離れた
     祖国の人々のために
     祈りの時を持つ

     
           嘆きの壁で祈る人々
           左端のドームの中でユダヤ教徒のトーラ朗誦を聞き感動


113号の富澤誠治作

配色美

     イヌフグリの
     うす青の花

     二列
     三列に
     並んでいる
     ツクシ

     天城山荘のそばの
     散歩道で
     見つけ
     しゃがみこんで
     よく見る

     美しくて
     心なごむ

     イヌフグリの緑の葉
     四弁のうす青の花
     花心は白
     ツクシの色は
     うす茶色

     みごとに
     調和のとれた
     配色美

     神の
     創造のわざでなくては
     説明できるわけがない

詩の友 第114号 1991年6月

聖書の世界を確かめて見る祝福の旅 ]X

エルサレム

黄金のドーム

     昔 旧約聖書の
     神殿があった地

     今は
     イスラム教の
     黄金のドーム

     急いで見学を終ったころ
     イスラム教の人々が
     入れ替わり
     黄金のドームへ
     入って行く・・・・・


ローマ兵

     イエスの衣をかけて
     サイコロ遊びを
     したのだろうか

     ローマ兵が
     彫ったという
     大きな石畳に
     きざまれた
     ゲーム跡を
     見ていると
     聖書の箇所が
     思い浮かぶ


説明

     ガイドの
     河谷さん
     黄金のドームから
     歩きながら
     時には立ち止まって
     バル・ミツヴァー
     それは
     ユダヤ教の
     成人式

     試問があり
     合格すると
     お祝い

     大人と
     語り合う
     仲間入り

     十二歳の
     イエスさまが
     エルサレムの
     博士たちと
     語り合っている
     福音書の
     記事が理解される

     ビァ・ドロローサ
     クレネ人シモンが
     イエスさまの
     十字架を
     負わされて
     歩いた道

     イエスさまは
     夜通しの裁判
     むち打ち
     弱りきって
     歩いておられた

     今にも
     たおれそうに

     ベロニカが
     ハンカチで
     イエスさまの
     顔をふいてさしあげた

     ハンカチに
     イエスさまの
     顔が画かれた
     それがイコンの始め

     イエスさまが
     通られた道は
     商店街
     雑踏の中を
     歩まれたのだと

     説明に聞き入る


十字架

     イエスの
     十字架の下で

     涙して仰ぐ者

     あざけりの顔を向ける者

     平然と見ている人
     イエスさまが
     十字架を負って
     歩まれた
     道を歩きながら
     かっての私は
     イエスさまを
     ぼうどくする者

     今は
     イエスさまの
     十字架の救いを
     感謝し
     イエスさまを
     あかしする者


聖墳墓教会を尋ね

     園の墓へ

     昔を
     今に伝えるかのように

     空の墓

     エルサレムの
     最後の地

     いざや人よ
     ほめまつれ
     よみがえりし
     勝利の主  聖歌168

     すくいのぬしは
     よみがえりたもう
     ハレルヤ  讃美歌284

     そして
     ハレルハレル

     園の墓を見つつ
     さんび礼拝

     聖書の世界を
     確かめる
     祝福の旅は
     よみがえられた
     キリストが
     共におられことを
     確かめる
     祝福につながった


ベングリオン空港

     搭乗前の
     イスラエル式検問
     トーラーの
     世界の人々を
     理解しつつ
     質問に答えて
     団員全員
     無事通過

     現地時間午前十時
     機体発進
     一路フランクフルトへ


114号の富澤誠治作

励まし

     離別とは
     淋しく悲しいもの
     思わず涙してしまった

     次の瞬間
     聖書のことばで
 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」ローマ人への手紙8章28節(新改訳)
     わかりました
     益としてくださる
     主がおられるのだから
     明るくさせていただこう
     神を
     愛することに
     もっと心しよう
     召されためぐみを
     感謝しよう

     そう決心したら
     新しい心が起って来た
              

詩の友 第115号 1991年8月

聖書の世界を確かめて見る祝福の旅 ]Y

フランクフルト

機内で

     雲海の上の
     機内からは
     地上は見えない
     それなのに
     着陸体制

     雲海をぬけると
     美しい
     フランクフルトの
     山と緑がせまる

     家の屋根は赤
     周囲の緑と
     調和して
     美しい

     耕地も
     区画が
     できていて
     美しい


高速道路

     右も左も
     緑したたる地

     車線によって
     車種が
     自然に
     決っているという

     高速道路は
     マリヤ姉妹会訪問の道


マリヤ姉妹会 T

     シスター・サハラさんの
     日本語に
     迎えられて
     心なごむ

     午後三時からの
     チャペルに
     少し遅れて
     聖堂へ
     シスターの方々が
     歌うさんび
     ドイツ語の
     内容はわからないが

     すきとおるような歌声
     心の歌だろうか
     神へのさんびだろうか

     聞いているうちに
     思いは
     神に向かう

     きよらかな
     神の恵みの
     雰囲気に
     つつまれてしまった


マリヤ姉妹会 U

     神にのみ
     期待した
     マリヤ姉妹会

     敷地の中に
     カナンの地を再現

     姉妹会の
     カナンの地を
     歩いているうちに
     今まで
     めぐってきた
     イスラエル
     カナンの地を
     思い出す

     イエスさまが
     愛をあらわして
     くださった
     カナンの地

     イエスさまの
     愛に応答し
     イエスさまを
     愛する生活をする
     純粋で美しい集団

     マリヤ姉妹会

     私たち
     日本人に欠けている
     神を愛すること

     悲しい現実

     キリスト者である
     私に
     欠けやすい
     神に対して ハイ
     従順を
     もっともっと
     大切にしなくてはと
     マリヤ姉妹会
     シスターの
     明るい
     神への愛の
     実践から
     深く深く
     学ぶ


祖国日本へ

JAL408便

     フランクフルトを
     現地時間
     二十二時
     機体移動開始

     機内食の後
     眠ってしまったのだろう
     目覚めた時は
     六時

     機内の窓を
     開けて
     見れば
     下界はシベリヤ
     緑なき
     きびしい地

     機内の
     日本時間表示は
     十四時
     時計を
     日本時間にして
     旅の始めに
     読んだ
 「見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」創世記28章15節(新改訳)を
     思い出す

     使命の地へもどり
     聖書の世界を
     生活する所へ
     再び
     帰る
     志を新しくする

     成田へ
     一月十三日金曜日
     十七時〇五分
     定刻着

     
          場所と時は不明カメラに残っていた写真。

     
          この写真も場所と時は不明


解団式

 見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」ヤコブは眠りからさめて、「まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった。」と言った。創世記28章15.16節(新改訳)

     聖書を読み
     お世話くださった
     河谷さんに
     お礼の拍手

     神への
     感謝の祈り

     一人一人
     家路へ
     聖書の世界を確かめた
     恵みを分かち合う地へ


名古屋組

     JAL053便
     三十五分遅れて
     十八時四十五分
     機体移動

     名古屋空港へ
     着陸は
     十九時四十六分

     れん縮性狭心症の
     発作もなく
     聖書の世界を
     確かめる
     祝福の旅は
     ペヌエルの恵みに
     支えられて終った

 聖書の世界を確かめて見る祝福の旅の連載を終了します。まとめてお読みくださる方はここをクリクしてください。2004.8.18.

詩の友 第116号 1991年10月

紹介 「主イエス様といっしょ」 ステファニー・佐久間著

イエス様といっしょ

     病院のベットに横たわり
     絶望しまいとこらえる
     でも私は知っている
     主イエスさまが私といっしょ
     だから私は主イエスさまの
     子供になれる

     私は知っている
     主イエス様が私といっしょ
     主イエスさまがなさったすべては
     私のため
     だから私は一日中
     主を賛美する
     どこにいてもどんなにしてでも


116号の富澤誠治作

一番すぐれているもの

     一番すぐれているものは愛です

     愛を求めなさい

     愛を行いなさい

     神のしもべパウロが
     コリントの人々に
     語ったことば

     いちばんすぐれている愛は
     イエスさまによって
     あらわされた
     神の愛

     求めるべきは
     私たち人の側
     人との関係で
     愛を求めて生きたら
     どうなるだろう

     行いなさいという
     実践が生れるだろう

     愛を生きる
     具体的な
     生活になるだろう


キリストへの信頼

     人とは
     ことあるごとに
     落ち込んだり
     ショックをうけたり
     希望を失ったり
     やる気を失い
     危機に直面する

     そんな時
     みことばを求めて
     キリストに心を向けると
     聖書のことばによって
     新しい展開が起る
     心は もやもやしていても
     キリストへの信頼が
     豊かになる


カインとアベル

 「あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行なっていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」創世記4章7節(新改訳)
     カインと
     アベルの
     兄弟は
     仲良く
     暮らすはずであった
     それが
     こともあろうに
     カインの
     弟殺しになってしまった
     家の中で起っては
     ならないことが
     起ってしまった

     ああ
     罪の
     恐ろしいことよ


ノア

 「ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。」創世記6章9節(新改訳)
箱舟で有名な
     ノアは
     正しい人
     全き人
     すごい評価ではないか

     私たち日本人とは
     正しい という
     理解が違う

     聖書の言う
     正しい人は
     神と共に歩いた人
     学ばなくては
     ならないこと


歩み

     人の歩み
     いや私の歩み
     幼い日の歩み
     青年の日の歩み
     今 実年の私

     振り返って
     見ると
     その時
     その時のことが
     思い出される

     今必要なことは
     共に歩むこと
     神の栄えのために

 116号からパソコンに変ったようです。それが詩の友ホームページにつながりました。感謝しています。本年は本号で終り、「聖書の世界を確かめて見る祝福の旅」を発行をいたしました。2004年4月には責任ある立場を退任、初老を経験している現在です。今は、東海聖書神学塾教師、名古屋福音伝道教会協力牧師、諸教会の応援をしている。2004.8.17.
 

目次へ